瓦屋根のお話
ちょっと前の話ですが、京都に行った時のお話です。
ふと写真を撮ると京都はほとんどが瓦屋根で、とても趣きがあります✨
なぜ京都は瓦屋根が多いのでしょうか❔ 建築規制もありますが、
実は屋根材と気候にはとても深いつながりがあるんです。
京都は盆地という地形の為、『夏暑く、冬寒い』という特徴があります。
瓦屋根は屋根の下地と瓦の間に空間がありそこにできる空気層によって
夏は熱を家の中に伝わりにくくし、冬は結露ができにくい住空間をつくりだしてくれるのです❕
昔から伝わる瓦はとても理にかなったものですね✨
そしてきちんとメンテナンスをすることによって昔ながらの家を京都は長い間保ってきているのです。
瓦屋根は、遮熱性、遮音性、耐久性が良く他の屋根材より持つとされていますが、
地震によって割れたり、ずれたり、気候などによっても劣化はしていきます。
メンテナンスをしてあげる事でより長く綺麗に屋根を維持していきましょう✨